2009年02月22日

ネットワークの接続形態

 すべてのコンピューターを一直線につないてしまうと、途中が断線した場合に、断線した反対側には全く通信できなくなってしまうことを「ネットワークの基本的な考え方と問題点」の記事で書きました。

 有線のネットワークの場合ではケーブルが途切れてしまうと、基本的にはその先と通信することはできません。しかし、つなぎ方を工夫することで使い勝手が大きく変わってきます。今回はそのつなぎ方について書きます。また、どこかのネットワークが途切れても別の経路を通って通信できる方法もあるのですが、今回の記事の内容を大きくそれるので、そちらはまた別の機会に書くと思います。

 コンピューター同士をネットワークでどのようにつなぐのか、ということを「ネットワークの接続形態」、あるいは「ネットワークのトポロジー」と呼びます。ネットワークの接続形態には主に次の3種類があります。
  • リング型
  • バス型
  • スター型

 まず、一直線につないだ両端を結んだのがリング型です。どこか1箇所のコンピューターが故障したとしても、別の経路を通っていけば理論的には通信が可能で、経路が2箇所以上切断されると接続できないコンピューターが出てきます。しかし、実際のネットワークでは一方向にしかデータを流さないようにしているものがあり、その場合、どこか1箇所でも断線すると通信できなくなります。

 リング型は高速にデータを転送できるという特徴があるため、非常に高速な通信が必要な場面ではこの接続形態が使用されることがあります。

リング型ネットワーク
リング型ネットワーク


 次にバス型です。一直線の長いケーブルがあり、そこから枝分かれしているケーブルにコンピューターを接続します。

 T字型の金属の端子をパソコンに装着し、その金属端子同士をケーブルでつないでバス型のネットワークを構成します。そして、両端のパソコンをつながない箇所にはケーブルを露出しないように、ターミネーターと呼ばれる装置をつけます。

 バス型も、どこかが断線すると断線の反対側と通信できません。また、バス型は根幹となる部分はどうしても直線的になってしまうため、ネットワークに新たなコンピューターをつなぎたくなったときに不自由してしまいます。そのため、古いネットワーク機器ではこの接続形態が使われていましたが、現在ではあまり見られません。

 なお、ネットワークの図はこの接続形態が最も描きやすいためか、図ではバス型を最もよく見かけます。

バス型ネットワーク
バス型ネットワーク


 最後にスター型です。ネットワークの中心に部分にハブと呼ばれる機器があり、ハブにはケーブルを接続できる口が複数あります。そこから一本ずつケーブルを出し、コンピューターにつなぐようになっています。ネットワークに接続するコンピューターを増やしたくなったときは、接続口の多いハブに交換するか、ハブ同士を1本のケーブルでつなぐだけで済みます。

 スター型で各コンピューターが壊れてもその1台が接続できなくなるだけですが、中心となる機器が壊れてしまうと誰もネットワークに接続できなくなります。それでもハブがちゃんと動いていることにさえ注意すればネットワークが使えるので管理がしやすく、バス型よりも多く使われています。

スター型ネットワーク
スター型ネットワーク


 主な接続形態は以上の3つで、実際には上記を複雑にしたようなネットワークが組まれることは多々あります。たとえば、スター型のネットワークでハブが故障したときのためにハブを2つ用意し、片方のハブが壊れたらもう片方が動作するように自動で切り替わるなど、ネットワーク障害を防ぐ仕組みがあります。

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posted by 北条利彦 at 20:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by 御ds;fqp045に  at 2012年11月19日 11:51
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Posted by 松下you at 2012年11月19日 11:55
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