2009年07月06日

フリーウェア作者はなぜ無料で配布するのか

 インターネット上には「フリーウェア」と呼ばれる無料のソフトウェアが数多く配られています。インターネット上でソフトウェアを配布しているサイトの有名どころとしてVector窓の杜(まどのもり)があります。

 フリーウェアには非常に有用なものもあります。開発に非常に時間がかかりそうなものもあります。それでも有料ではなく無料で配られていることが不思議だと思われることがよくあります。なぜフリーウェアの作者は自作のソフトウェアを無料で配るのでしょうか。

 その答えは、フリーウェアの作者の立場になってみれば分かります。

 フリーウェアの作者は、基本的に、誰かから頼まれてソフトウェアを作っているわけではありません。仕事を受けたわけでもないのにプログラムを作るのは、自分にとってそのプログラムがあると便利だからです。そして、そのソフトウェアを自分専用にしておく必要もないなら、じゃあ一般に公開してみようか……ということになるわけです。

 このときに、無料であればホームページにアップロードしたり、さきほどのVectorなどに登録するだけで済むのですが、有料の場合はお金を回収する方法が必要になってきます。

 また、使う人にとって、有料だと、たとえ500円程度でもお金を支払うには抵抗があるものです。単なるケチの場合もありますが、カード払いに抵抗があったり、そもそも送金すればちゃんと使えるようにしてくれるのか、お金だけ取られて放置されることはないかという不安があります。そのため、たとえ金額が安くても有料にすると、せっかくソフトを公開しても使ってくれる人が激減します。

 さらに、有料で公開するとサポートが大変です。無料のソフトであれば、配布しているソフトに大きな問題があったとしても、他のソフトに乗り換えられる程度で済むことが多いのですが、有料だとクレームにつながります。

……というわけで、無料で公開する方が何かと気楽で良いのです。

 中には「ソフトウェアは無料で、誰でも自由に使用できるようにすべきだ」という崇高な信念を持って無料配布している人もいます。

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posted by 北条利彦 at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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