2013年09月14日

ユーザーとアカウント

 記事の見出しに挙げた2つの単語「ユーザー」と「アカウント」は区別があいまいに使われていることが多々あります。「ユーザーアカウント」という、両者をあいまいなまま区別しないように呼ぶための単語まであるくらいです。

 しかし、実際にはこの2つの単語は意味が異なります。e-Wordsで「アカウント」を調べてみると……

アカウント 【 account 】
コンピュータやネットワーク上の資源を利用できる権利のこと、または利用する際に必要なIDのこと。PPPアカウントやメールアカウントなどがある。

……と書かれています。「権利のこと」と言われてもピンとこないかも知れませんが、元々の「アカウント(account)」の意味が銀行の「口座」であることを考えると分かってきます。

 銀行の利用者(ユーザー)が人であるのと同じように、コンピューターの「ユーザー」も人のことを指します。銀行に口座という概念があるのと同じように、コンピューターにもアカウントという概念があるのです。コンピューターのユーザーは、コンピューター上にアカウントを作ることで、そのアカウントに許された操作ができるようになるというわけです。

 銀行口座と同じようにコンピューターのアカウントも1ユーザーにつき1件が基本ですが、そうでない使い方もできます。たとえば、鈴木さんがコンピューターを使うためにsuzuki1とsuzuki2というアカウントを作成した場合、1人のユーザーが2つのアカウントを持っているということになります。逆に、administratorというアカウントを、鈴木さんと佐藤さんの2人のユーザーが使う……という(望ましくない)管理をする組織もあります。

 アカウントの説明は、前述したように「コンピュータ(中略)の資源を利用できる権利のこと」と端的に書かれますが、その中には、上記のような意味が含まれているのです。
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posted by 北条利彦 at 10:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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