2013年12月29日

日本語入力システムとは

 百度という日本語入力システムが、変換した文字列を利用者に無断で送信している報じられました。ITmediaなどのITニュースサイトだけでなく、テレビでも報じられているようです。

「日本語入力システムは、かなを漢字に変換したりするソフトですよ」と言われてもコンピューター初心者の方だとピンとこないかも知れない……と私は思っています。「その機能を実現しているのも1つのソフトウェアなんですよ」と言った方がいいかもしれません。人によって、デスクトップのどこかに表示されている人もいれば、タスクバーの端の方に表示されている人もいれば、どこにも表示されていない人もいるこれ(↓)のことです。
IMEツールバー

 Windowsでは最初から使用できるうえに、スタートメニューから起動して使う物でもないので、これが1つのソフトウェアだという認識が薄いかも知れませんが、そうなのです。最初から使えるものや、Microsoft Officeをインストールしたときについでにインストールされるのは、Microsoft IMEというソフトウェアです。これに競合する他社製のソフトウェアとしては、ジャストシステム社の「ATOK(エートック)」やGoogleの「Google日本語入力」があります。ATOKは内蔵されている辞書が豊富で、日本語を正確に変換できると言うことで評判です。Google日本語入力はGoogle検索で収集した単語を辞書に登録しているためインターネットで使われる俗語に強いという特徴があります。

 私が使用しているのはATOKです。変換精度がよいのもメリットですが、アイコン1つで日本語のON/OFF状態がアイコン1つで分かるので非常に使い勝手がよいのです。上の画像で紹介したIMEツールバーは、設定を変更しても、ON/OFF状態を表すアイコン1つだけにすることはできません。そのため、必要以上にタスクバーの場所を取ります。ATOKでは、設定によって次のように通知領域にアイコンを1つだけ表示させることができます。
通知領域のATOKアイコン

 日本語入力システムは1つのソフトウェアですが、常にどれか1つだけが有効になっていないと困るものですから、スタートメニューから起動するわけではなく、Windowsの設定から選択するようになっています。Windows 7の場合、コントロールパネル→「時計、言語、および地域」→「地域と言語」→「キーボードと言語」タブ→「キーボードの変更」→「既定の言語」で選択します。

 冒頭で挙げた百度も日本語入力システムのひとつで、これといって長所があるわけではなく無名なものです。しかし、他の怪しいソフトウェアをインストールしたときに勝手にインストールされていることがあり、日本語入力システムがどういうものか分からない人がそのまま使ってしまっていたというわけです。
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posted by 北条利彦 at 14:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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