2012年06月06日

実録 詐欺メール

 どう見ても怪しいメールが届いていましたので紹介します。
SpamMail.png
画像をクリックした先のページでもう1回クリックすると原寸サイズで表示します。

 ここまで怪しいメールにだまされる人は少ないかと思いますが、参考までにパッと思い付くところで怪しいと思われる理由を書いてみます。
  1. 電子メールは送信者が本物かどうか確かめにくいのに、金融機関が大切なお知らせを送ってくるとは考えにくい。
  2. 金融機関でなくとも、何の挨拶も説明もなくただURLだけを貼り付けたメールを、まともな企業が送ってくるはずがない。
  3. 本文に記載されているURLが三菱東京UFJ銀行のアドレスではない。
 この中で一番重要な観点は1です。手口が巧妙な迷惑メールであれば、2や3の点はごまかそうとしてきます。

 ウェブ検索して調べてみると、少し古い情報でしたが、三菱東京UFJ銀行のウェブサイトに注意喚起のページが掲載されていました。このページに書かれているメールは、私に送られてきたものよりは手の込んだ迷惑メールだったようです。

「差出人が分からないメールは不用意に開かない」ということはよく言われますが、差出人が名の知れた金融機関でもメールを信頼しない方が良いです。メールの差出人の欄は詐称できるためです。基本的に「メールは差出人が分からない」ものだと認識しておくのがいいと思います。

参考:
URL偽装の手口(ブログ内リンク)
http://pcnetbeginners.seesaa.net/article/66355635.html
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タグ:スパム
posted by 北条利彦 at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電子メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月07日

Thunderbird 3でメール本文内を検索する [電子メール]

 Thunderbird 3では、Ctrl+Fを押してもクイックフィルタの入力に移ってしまい、これでは1つのメッセージの本文内を検索することができません。[編集]メニューの[検索]にある[このメッセージを検索]をクリックすれば本文内検索ができそうな気がしますが、これもやはりクイックフィルタになってしまいます。
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 実は、クイックフィルタの入力欄にキャレットがある状態でCtrl+Fを押したり、[編集]→[検索]→[このメッセージを検索]をクリックすると、本文内検索ができるようになります。
TbFind1.png

 別の方法として、メッセージを別のタブで表示しているときに、Ctrl+Fや[編集]メニュー→[検索]→[このメッセージを検索]でも本文内検索ができるようになります。
TbFind2.png
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posted by 北条利彦 at 00:29 | Comment(1) | TrackBack(0) | 電子メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

Thunderbirdでemlファイルを扱う(アドオン不要)

 Thunderbirdでメールを選択し[メッセージを保存]をクリックするとeml形式でメールを保存することができます。eml形式で保存すれば、それをテキストエディターで開くことでメールの内容を編集できます。
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EmlExport.png
 eml形式のファイルを読み込むには、メール一覧やツリービューにemlファイルをドロップするだけです。
EmlImport.png

 IMPORTEXPORTTOOLSというアドオンを使ってもemlを開いたり保存することができますが、当然ながらアドオンのインストールが必要です。また、IMPORTEXPORTTOOLSは動作が遅いという欠点があります。
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2009年05月08日

迷惑メールはなぜ届いたのか

 ある日Nさんに届いた迷惑メールを見て、Nさんは気味が悪いと思いました。というのも、迷惑メールの宛先に書いてあったアドレスは、Nさんのメールアドレスと完全には一致しなかったためです。

 Nさんのメールアドレスと迷惑メールの宛先は次のようなものでした。

N さんのアドレス:  n_pcnet0000@example.co.jp
迷惑メールのアドレス:n_pcuser@example.co.jp

 部分一致のメールアドレスでも届くのか、それとも何かおかしな手法でメールを送信しているのか……。こんなことが起こりうるのかとNさんは疑問に思いました。

 実は、迷惑メールの送信者は特殊な方法を使ったわけではありません。種を明かすと、BCCでNさんの正確なアドレスを書いて、メールのあて先には n_pcuser@... のアドレスを書いたのでした。つまり、こういうことです。

あて先:n_pcuser@example.co.jp
BCC : n_pcnet0000@example.co.jp

 メールを送信するとき、TO(あて先)に書いたアドレスにも、CCに書いたアドレスにも、BCC の欄に書いたアドレスにもメールは送信されます。しかしBCCのアドレスだけは配送途中で削除され、どの受信者も、BCCに書いたアドレスだけが見えなくなります。

 したがって、BCCに書かれたNさんのメールアドレスは削除され、Bさんに届いたメールには、あて先として「n_pcuser@...」だけが残ったわけです。

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2009年02月01日

メールアドレスはいつ漏えいしたのか

 Vistaより古いWindowsにはウェブを閲覧するためのソフトウェアであるInternet Explorer (以下、IE)と、電子メールを送受信するためのソフトウェアであるOutlook Express (以下、OE)が付属しています。そのため、ウェブの閲覧にIEを使い、電子メール送受信にはOEを使っている人は多いと思います。

 この2つのソフトを両方とも使用している人で、いつの間にか知人のメールアドレスが漏えいしたと驚く人を見かけたことがあります。確認してみたところ実際には漏えいしていなかったので安心でした。しかし、実際の仕組みを知らないとかなり不可解に見える機能があったので紹介しておきます。

 リンクをクリックするとメールを送信するウインドーが表示されることはよくあります。たとえば、下のリンクをクリックすると、 mail@example.co.jpへメールを送信するウインドーが開きます。なお、このアドレスは実在しないので送信しようとしても失敗します。

メール送信

 この記事を開いているときにIEの[表示]メニューにある[ソース]をクリックすると、ごちゃごちゃと書かれた記号の羅列が表示されると思います。この途中に次の記述があります。

<a href="mailto:mail@example.co.jp">メール送信</a>

 前述のリンクは、この行をウェブブラウザーが解釈した結果として生成されたものです。詳しい意味は省きますが「mailto:」の直後にメールアドレスを書くと、そのアドレスにメールを送信するリンクが生成されるわけです。

 さて「mailto:」の直後はメールアドレスを書くのが普通ですが、たとえばここに「佐藤 敏夫」と書くとどうなるでしょうか。つまり、次の記述がある場合です。実際にクリックしてみてください。

<a href="mailto:佐藤 敏夫">メール送信</a>

 メールアドレスの欄に「佐藤 敏夫」と書かれた、次のようなウインドーが表示されます。

電子メール送信(未登録)


 アドレスの欄に名前は書かれているものの、実際の送信先メールアドレスはどこにも入力されていないので、このまま送信しようとしてもエラーになります。

 ではアドレス帳を開いて「佐藤 敏夫」さんのメールアドレスを登録してもう一度やってみるとどうなるでしょうか。

 ひとまずメールアドレスを登録してみましょう。Outlook Expressを開いて[ツール]メニューの[アドレス帳]をクリックします。さらに表示されたアドレス帳で[新規作成]ボタンの[新しい連絡先]をクリックします。

アドレス帳


 そして、表示されたダイアログボックスで姓名にそれぞれ「佐藤」と「敏夫」を入力して、誰かの電子メールアドレスを入力したうえで[追加]をクリックし[OK]をクリックします。[OK]の前に[追加]をクリックするのを忘れないでください。

電子メールアドレスの登録


 では、先ほどメール送信ウインドーを開いたリンクをもう一度クリックしましょう。
電子メール送信(登録済)


 先ほどとは違い、「佐藤 敏夫」の名前にリンクが張られています。さらに、このまま件名と本文を書けは登録したメールアドレスにメールを送信することもできます。

 これは、どういうことを意味するのでしょうか。

 どこかのホームページにアクセスしていて適当なリンクをクリックしてみると、自分の知り合いへメールを送信するダイアログボックスが表示される……ということが起こるかもしれない、ということです。

 こういう事情を知っていれば何とも思わないでしょうが、知らない人にとっては
「このホームページの作者は、なぜ佐藤敏夫のアドレスを知っているんだ!?」
……という不安に襲われます。実際にはそのホームページには、佐藤敏夫さんのメールアドレスなど書かれていないので現実的な危険性はありません。

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posted by 北条利彦 at 19:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電子メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月15日

メールの「プレビュー」って何?

 コンピューター・ウイルスの中には、メールの添付ファイルとして送信され、その添付ファイルを開くとウイルスに感染するものがあります。そのようなウイルスは添付ファイルを開かなければ良いのですが、中にはメールソフトのバグを利用して、メールの中身を表示しただけで添付ファイルを自動的に開いてしまう機能をもったウイルスもあります。

 したがって、そのようなウイルスに対しては怪しいメールを開かないことが一番の対策になります。しかしWindowsに標準でインストールされているメールソフトであるOutlook Expressの初期設定では、フォルダーを選択したときに、先頭にあるメールを自動で表示します。

 そこでよく言われるのは次のような文言です。

「プレビューしただけでもメールに添付されるウイルスに感染することがあるので、メールのプレビューは非表示にしましょう。」

 これを見て不思議に思うのは、プレビューがどのような機能を指しているかです。プレビューとは一般に、読み込みに時間のかかるデータを表示する際に、正式な表示方法をある程度省略して高速に表示できるようにする機能のことです。

 たとえば「印刷プレビュー」は紙にどのように出力されるのか確認するための機能であり、実際に紙に印刷されるのを待たずに済みます。

 だいたいどのメールソフトのウインドーでも、メールを分類するフォルダー一覧を表示する領域と、フォルダー内のメールを一覧表示する領域と、メールを(プレビューではなく)普通に表示する領域の3つがあります。メールのプレビューと呼べるような機能があったのかというと、特に思い当たりません。

 種明かしをすると、前述のOutlook ExpressやOutlookでは、先ほど挙げた3番目の領域、つまりメールを普通に表示する場所(下の画像の赤枠内)を「プレビューウィンドゥ」と呼んでいるのです。



 プレビューウインドゥは次の方法で非表示にできます。

[ローカルフォルダ]配下のフォルダーを選択した状態で[表示]メニュー → [レイアウト] → [プレビュー ウィンドゥを表示する]のチェックを外す

プレビューウィンドゥの設定


 ここまで述べたメールの注意喚起に関して2つ問題があります。まず、メールの本文をすべて表示するのに「プレビュー」と名付けたことは理解を妨げる原因です。そしてOutlook ExpressやOutlookの独特な呼び方を、さも一般的な呼び方であるかのように書くのもやめてほしいものです。「Outlookのプレビューウィンドゥは非表示にしましょう」というように、特定ソフトの呼び方をするならばそのソフト名を示すべきです。

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タグ:Outlook
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2007年10月10日

電子メールのTO、CC、BCC

 電子メールのアドレスを入力するときに、通常の宛先であるTO以外にCCやBCCというものがあると思います。

 CCもBCCも「本来はあなた宛の内容ではありませんが、参考にして下さい」という意味になります。特にCCは機能的に見てTOと違いがなく、受信する人にとっての意味あいが異なるだけです。

 BCCも意味の上ではCCと同じです。ただし、メールが送信されてから受信されるまでの配送途中で、BCCに書かれたメールアドレスは、転送されているメールのデータから削除されます(下図)。したがって、メール受信者はBCCにどのアドレスが書かれていたのか知ることができません。もっともBCCに宛名を書かれた本人は、TOにもCCにも自分のアドレスがないのにメールが届くことになるので、自分のアドレスがBCCに書かれていたんだなあということだけは分かります。

BCCのふるまい


 なお、CCは「カーボンコピー」の頭文字語です。何枚か重なっている紙のうち1番上の紙に文字を書くと下の紙に字が写る特殊な紙を見たことがあると思いますが、それのことです。BCCは「ブラインドカーボンコピー」の頭文字語です。
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2007年03月16日

メール配送のしくみ

 パソコンや携帯電話を使ったことのある人のうち、電子メール(以下、メール)を使ったことのある人は多いと思います。今回はメール配送のしくみです。メール配送のしくみを図示するとこのようになります。

MailSend.png
図 メールの配送


 まず、(1)送信側のパソコンから送信サーバーへメールが送信されます。このときメールはSMTPという決まりに従って送信されるので、送信サーバーは「SMTPサーバー」と呼ばれることがあります。

 次に(2)送信サーバーから受信サーバーにメールが送信されます。このとき、やはりSMTPという決まりに従って送信されます。また、この途中にも送信サーバーがあることが多く、送信サーバー→送信サーバー→……送信サーバー→受信サーバーというように、途中で何台かの送信サーバーを経由することになります。

 そして、(3)受信側パソコンが受信サーバーにメールの受信確認を行い、(4)メールが届いていればそのメールを受信します。この(3)と(4)はPOP3やIMAPという決まりに従うものが多く、取り扱う決まりによって、受信サーバーは「POPサーバー」や「IMAPサーバー」と呼ばれることがあります。

 さて、「電子メール」というだけあって、その配送処理はちょうど郵便に似ています。差出人がまず郵便局にメールを送り、郵便局は受取人の郵便受けにメールを入れ、受取人は郵便受けを見てメールが届いているか確認し、届いていればそれを手に取るということをしています。そのため、メールが送信されたときに携帯電話やパソコンの電源を切っていても、それが原因で送信が失敗することはありません。パソコンや携帯電話に電源を入れておく必要があるのは、郵便受けに相当する受信サーバーに、メールをもらいに行くときだけです。

 また、大抵のメールソフトには3番の受信確認を自動的にやってくれる機能がついています。ただ、そのメールソフトを起動してるときしかチェックしてくれません。携帯電話の場合は電波さえ届いていればすぐに受信するので、受信確認を意識する必要がありません。

 最後にメールの配送に関して注意点を2つ書きます。

 1つ目は、メールの内容は筒抜けになっているということです。メールに限ったことではないのですが、インターネットを利用した通信は、基本的に通信内容を隠していません。そのため、見ようと思えば見られる状態になっています。個人で使う場合には問題にならないことが多いのですが、会社で機密情報のやりとりをするなら内容の暗号化をしたり、メール以外の通信方法を使うことになります。

 2つ目は、メールを送信してから受信サーバーに届く時間は何の保証もされていないということです。数分もあれば届く場合が多いのですが、もしかすると数十分、あるいは数時間かかるかもしれません。そのため、急用の場合は電話を使いましょう。

 今回はここまでですが、これらはあくまで電子メール(e-メール)の説明です。auのCメールやドコモのショートメールは事情が違っています。また、図に使っているパソコンなどの画像はhiroさんのサイト「おえかき工房」に公開されている素材を使用しました。
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posted by 北条利彦 at 16:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電子メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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