2011年10月22日

WindowsのUIはだんだん使いやすくなっている

 Windowsは新しいバージョンが変わるとUI(ユーザーインターフェース)ががらりと変わることが多いです。Windows 200や9xからXPに移行したとき、あるいは、XPからVistaに移行したときなどです。UI全体が変わらなくとも、たとえばスタートメニューが新しくなったとか、タスクバーが新しくなったとかいう変化があります。
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 そのたびに、新しいバージョンのWindowsより現行のバージョンの方が良いと主張する人が出てきます。たとえば、XPが出たばかりの頃は9xの方がいいじゃないかという意見が多数でてくるわけです。しかし、不思議なことに、そのような人たちもVistaが出てくると「XPの方が良いUIだ」と言いだすのです。

 どうしてこういう意見が多く出てくるのかというと、新しいものを毛嫌いする人が多いためです。UIが変化すると、それに慣れなければなりません。しかし、実際に慣れてくると確かに前のUIよりも使いやすいのです。だから、XPが出たばかりの頃は「Windows 9xが良かった」と言っていた人も、Vistaが出てくると「XPの方が良かった」という意見に変わっているのです。

 Windows 8では、スタートメニューにメトロUIが採用されると言われています(現行UIも使えるようですが)。そして、メトロは、タッチパネル用のUIではなく、タッチパネルでもマウス操作でも使いやすいものだとマイクロソフトは主張しているようです。デスクトップ用OSにメトロを採用するのは評判が悪いようですが、実際に使ってみると案外使いやすいのかも知れません。
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タグ:metro
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2010年10月02日

ダイナミック・リンク・ライブラリーとは

 Windowsのファイル形式はいくつもありますが、そのうちの1つに「アプリケーション拡張」というものがあります。拡張子がDLLで、これは、ダイナミック・リンク・ライブラリーの頭文字をとったものです。
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 DLLは、プログラムファイル(アプリケーション)のパーツとなっているファイルです。プログラムというのは、どのプログラムも全く違う処理を行うものではありません。多くのプログラムに共通する処理がどうしても出てくるものです。たとえば、Windowsでいえば、ウインドーを扱う処理が代表的です。ウインドーを表示するとか、閉じるボタンを押すと閉じられるなどという処理のことです。このような多くのプログラムに共通する処理を、どのプログラムのファイルにも組み込んでしまうと、同じ処理が何か所にも保存される状態ができるため、非常に無駄です(下図)。

 これを解決するために用意されている仕組みがDLLです。DLLは、多くのプログラムに共通する処理を組み込んでおくファイルです。各プログラムでは、自身に必要なDLLを読み込みます。このようにすることでディスクの容量を節約できます。
DLL.png
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タグ:DLL Windows
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2009年07月08日

マウスのボタンを押すこととクリックすることの違い

「Windowsでファイルをゴミ箱に捨てるには、まずウインドーに表示されているファイルのアイコンにマウスカーソルを合わせ、アイコンをクリックします。そしてクリックしたまま、デスクトップ上のゴミ箱のアイコンにまで移動し、マウスのボタンから指を放すとファイルがゴミ箱に捨てられます。」

 上記の文では「クリック」の意味を間違えていることに気づいたでしょうか。「クリック」とはマウスの左ボタンを押して、マウスを動かさずにボタンを放すことをいいます。そのため、クリックしながらマウスを移動するという表現は間違いなのです。

 マウスを押したらすぐに放すことが多いので、その一連の操作に「クリック」と名前がついていますが、実際にはボタンを押す操作と放す操作の2つに分かれているのです。

 これらの2つの操作はたとえば次のように違いを確かめることができます。Webブラウザーの多くは、画面内の上の方に[ファイル]などのメニューがあると思います。[ファイル]にカーソルを合わせ、マウスの左ボタンを「押して」ください。マウスをクリックするとメニューが表示されるといわれますが、ボタンを押した時点でメニューが表示されます。ボタンを放しても何も起こりません。
・メニューバーの場合……
 マウスの左ボタンを押す
→メニューが表示される。

 次に、デスクトップのアイコンにカーソルを合わせ、マウスの右ボタンを押してみてください。今度は何も起きません。ボタンを放したときに初めてメニューが表示されます。
・デスクトップのアイコンの場合……
 マウスの右ボタンを押す
→何も起きない
→右ボタンを放す
→メニューが表示される。

 ダイアログのボタンではもっと複雑な動きをします。ゴミ箱やマイコンピュータなどのアイコンを右クリックして[プロパティ]を開いてください。そして[キャンセル]ボタンの上でマウスの左ボタンを押しても何も起きません。マウスのボタンを放したときにダイアログが閉じます。
・ダイアログのボタンの場合……(1)
 マウスの左ボタンを押す
→何も起きない
→マウスの左ボタンを放す
→ボタンがクリックされたことになる(キャンセルボタンの場合は閉じる)

 これだけなら先ほどのアイコンと同じですが、次は[キャンセル]ボタン上でマウスの左ボタンを押して、押したままキャンセルボタンの外へ動かしてみてください。へこんでいたキャンセルボタンが元に戻ると思います。ここでマウスのボタンを放しても何も起きません。キャンセルボタンをクリックするとダイアログが閉じられるはずなのに何も起きなかったのですから、キャンセルボタンが押されなかったことになったわけです。したがって、マウスのボタンを押してしまっても、放しさえしなければ、なかったことにすることが可能なのです。
・ダイアログのボタンの場合……(2)
 マウスの左ボタンを押す
→ボタンの外へカーソルを移動
→マウスの左ボタンを放す
→何も起きない(ボタンがクリックされなかったことになる)

 さて、キャンセルボタンの上で再びマウスの左ボタンを押してください。先ほどと同様にキャンセルボタンの外までカーソルを移動しますが、今度はマウスのボタンを放さずに、再びキャンセルボタンの中まで移動しましょう。すると、キャンセルボタンが再びへこみます。この状態でボタンを放すとキャンセルボタンが押されたことになり、ダイアログが閉じます。
・ダイアログのボタンの場合……(3)
 マウスの左ボタンを押す
→ボタンの外へカーソルを移動
→ボタンの中へカーソルを戻す
→マウスの左ボタンを放す
→ボタンがクリックされたことになる(キャンセルボタンの場合は閉じる)

 結局、マウスの左ボタンを押したときと放したときのカーソルの位置が両方ともキャンセルボタンの上であれば、途中でどれほどの距離を移動しても、キャンセルボタンが押されたことになるのです。

 「クリック」と一言で片付く操作も、実はボタンを押すことと放すことの2つに分かれています。そして、押したときに何かの動作が起きる場合と、放したときに起きる場合がある以上、「クリックする」ことと「マウスのボタンを押す」ことが同じだとはいえません。


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2009年07月07日

ウインドーの「最小化」と「非表示」の違いは分かりますか?

 Windowsではウインドーの右上にある[×]ボタンをクリックするとそのウインドーを「閉じる」ことができます。また、その2つ隣にある[ _ ]ボタンをクリックするとウインドーを「最小化する」ことができます。それ以外にも、ウインドーを「非表示にする」とか「無効にする」というものもあります。これらの4つの操作はどれも意味が違っていて、別の動作を表しています。

 まず「閉じる」というのは、ウインドーをメインメモリー上からなくしてしまう操作をいいます。必要に応じて「変更を保存しますか?」と確認がありますが、その後、ウインドーは壊されます。もう一度表示するには、新たにウインドーを作るしかありません。

 「最小化する」というのは文字通りで、表示を最も小さくすることを意味しています。画面から消えてしまうわけではなく、タスクバーにアイコンとして表示されるので、そのアイコンをクリックして表示させることができます。

 これに対して「非表示にする」というのは完全に画面から消えます。タスクバーにアイコンが表示されることもありません。複数のウインドーを表示するようなプログラムには、「〜ウインドーを表示する」という設定項目が見られます。その設定で切り替えることで、非表示にされているウインドーを表示することができます。ウインドーを「閉じる」のとは違って、非表示のウインドーはメインメモリー上には存在します。

 ウインドーを「無効にする」と利用者からの操作を全く受け付けなくなります。「閉じる」「最小化する」「非表示にする」の3つとは違い、無効でも有効でも見た目には全く区別がつきません。プログラムの設定変更時などでダイアログを開いたときに、もとのウインドーが操作できなくなるように設計してあることがよくありますが、その操作できない状態を無効であるといいます。利用者が「このウインドーを無効にしよう」とか「あのウインドーは有効にしよう」と好きなように操ることは基本的にできません。プログラムを開発する人にとっては知っておくべき単語だといえます。

 以上のように、ただ単語だけ聞いてみても同じような意味なのに、実際にはまったく違った機能や操作を表す場合が、コンピューターの分野ではよくあります。

 普通に問題なくパソコンを使っているだけなら良いのですが、たとえばインターネット経由で人に質問をするときなどは注意が必要です。

 対面している人に質問する場合は、質問に答える人がパソコンの画面を見たり操作したりで状況を把握できますが、インターネット経由の場合は質問者が提供する情報がすべてです。ここで不用意な言い方をしてしまうと誤解を与えることになり、解決できるはずの問題が解決できなくなる可能性もあるのです。

 コンピューターについて何か話すときには正確な言葉遣いを心がけましょう。

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2009年06月20日

「タスクの終了」と「プロセスの終了」の違い

 タスクバーを右クリックして出てくるメニューに「タスクマネージャ」という項目があり、これをクリックすると「Windows タスクマネージャ」というウインドーが表示されます。これは、Windows XPのホームエディションであれば CtrlとAltを押しながらDelete を押すことでも表示できます。

 タスクマネージャは、主に、動作が止まってしまったプログラムを終了するときに使います。「アプリケーション」タブに表示されているアイコンを右クリックし、「タスクの終了」をクリックするとそのアプリケーションを終了することができます。

CloseTask.png


 しかし、タスクマネージャから終了する方法はもう1つあり、「プロセス」タブに表示されているイメージ名を右クリックして「プロセスの終了」という項目をクリックすることでも終了できるのです。

CloseProcess.png


 この2つはどちらもアプリケーションを終了することには違いないのですが、その終了方法に違いがあります。

 まず「プロセスの終了」は一般に強制終了と呼ばれている機能です。タスクマネージャで終了の操作を行えば、アプリケーションがどのような状態であろうとも有無を言わさず終了します。

 一方、「タスクの終了」で終了する場合は、まずアプリケーションが通常の終了処理を行います。たとえば、編集中のデータがある場合などはそのデータを保存するかどうか聞かれます。終了時に自動的にデータを保存するようなアプリケーションでは、ちゃんとデータも保存されます。そして、「タスクの終了」を実行してから時間が経過してもアプリケーションが終了しない場合は、強制終了をするかどうか指示するためのダイアログが表示されるようになっています。


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タグ:Windows
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2009年06月06日

画面に中央はない!?

 Windows起動直後、マウスカーソルが中央に表示されている……ように見えます。しかし、画面の画素数は縦も横も偶数なので、画面のど真ん中の画素は存在しません。

 もうちょっと解説すると、画面は碁盤目のように点が並んでできているわけです。その点には色がついていて、点の数も1024×768個など非常に細かいので画面として見えるのです。この点のことを画素といいます(参考:画素、輝度、ピクセル、dpiとは)。横方向に1024個の画素が並んでいる場合、左半分が512個、右半分も512個になるので、ちょうど真ん中はないのです。マウスカーソルは必ずどこかの画素を指しますので、ちょうど真ん中にマウスカーソルが来ることはありません。

 それでは起動直後のマウスカーソルはどこにあるのかというと、真ん中よりも0.5画素分だけ右下側にずれています。

画素のイメージ


 なぜ左上寄りではなく右下寄りなのか想像すると、これまたコンピューターの内部の事情がいろいろと出てきます。

 コンピューターは、ソフトウェア的には何もかも数値でできていますので、位置も数値で表します。画像や画面の場合は左上から番号をつけることが多いので、たとえば次の図のように番号をつけてみます。

 この図では画像の大きさが4×4です。前述のように完全な中央は画素がないのですが、便宜上、画像のサイズを2で割って中央の位置を求めます。4÷2=2なので、左から2番目、上から2番目を中央とします。すると、中央にマウスカーソルを置くと左上寄りになるはずです。

LeftUp.png


 ところが、コンピューターにしろ数学にしろ、数値を1から数え始めてしまうのは何かと都合の悪いところがあります(参考:はじめに 0 ありき)。そのため、コンピューターでは1からではなく、0から数えることが多いのです。先ほどの画像の位置も試しに0から数えるようにしてみると、左から2番目、上から2番目の画素は右下寄りにくるのです。

RightDown.png


 あくまで想像なのですが、マウスカーソルの初期値は、このような理由から右下寄りに位置しているのだと思われます。


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2008年10月26日

既存のフォルダーをドライブとして使う(仮想ドライブ)

 Windows 2000やXPでは、コマンドプロンプトを使うことで任意のフォルダーをドライブとして割り当てることができます。ここで作られるドライブを仮想ドライブと呼びます。

 仮想ドライブを作成するには、コマンドプロンプトでsubstコマンドを次の例のように実行します。ブログの都合で2行に表示されるかも知れませんが、途中に改行は入力しません。
> subst U: "C:\Documents and Settings\LoginUserName\UserDrive"

 この例では、Cドライブにあるフォルダーを新たにUドライブとして定義しています。このようにすると、UserDriveフォルダーの長いパスを指定しなくてもUドライブとしてアクセスできます。また、いつも通りCドライブの下にあるUserDriveにアクセスすることもできます。

 ただし、このコマンドでドライブが使用できるのはログオフするまでです。一度ログオフ再びログオンしたりWindowsを再起動した後にも仮想ドライブを使用したい場合は、再びsubstコマンドを実行する必要があります。

 ログオンのたびにコマンドを入力するのはさすがに面倒なので、スタートメニューの[スタートアップ]フォルダーにショートカットを登録するなど、ログインするたびに自動実行するよう設定するのが良いと思われます。


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2008年10月04日

「[スタート]メニューに項目をドラッグ/ドロップ」のチェックを外すと……

 Windows XPの標準設定のスタートメニューには、よく使うプログラムの一覧が表示されます。この機能を使うと、「すべてのプログラム」からメニュー項目を探さずに済みますし、デスクトップにアイコンを置くのと違ってウインドウに隠れることもないので非常に便利です。

 しかし、たまに操作を間違えて、よく使用するプログラムの一覧にあるアイコンを黒い線の上までドラッグしてしまうことがあります(図1)。すると、一覧から自動では消えなくなってしまいます。

スタートメニューのキャプチャ
図1 Googleデスクトップをドラッグ&ドロップした


 その対策として、スタートメニュー項目のドラッグを禁止することができます。まずスタートボタンを右クリックして[プロパティ]を開いき[スタートメニュー]タブをクリックします。そして、2つある[カスタマイズ]ボタンのうち好きな方を押すと[スタートメニューのカスタマイズ]フォームが表示されます。ここで、[詳細設定]タブがあればクリックし、チェックボックスが並んでいるリストから[スタートメニューに項目をドラッグ/ドロップできるようにする]のチェックを外します。すると、ドラッグドロップで先ほどの移動ができなくなります。



図2 スタートメニューの詳細設定


 しかし、このチェックを外してしまうと副作用としてスタートメニューの右クリックが反応しなくなります。そのため、ドラッグ&ドロップができないだけでなく、スタートメニューを名前順に並び替えたり、ショートカットのプロパティを開いたりすることもできなくなります。


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タグ:Windows XP
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2008年09月02日

1つのフォルダーに同じ名前のファイルが存在する怪

 1つのフォルダーの中に全く同じ名前のファイルを複数置くことはできず、それでも複数置こうとすれば、ファイルを上書きするかどうか確認を求められます。

 ファイルを特定するために使われているのはファイルの位置と名前だけなので、その両方とも同じファイルは複数作ることはできないわけです。

 しかし、次のウインドーでは、一見すると同一の名前を持つファイルがいくつもあるように見えます。
FFFTPの構成ファイル1

 実はこれにはカラクリがあり、本当は異なる名前になっています。しかし、ファイル名の一部が隠されているために全く同一に見えてしまっています。

 ファイル名の隠れている部分は、次の設定によって見ることができます。

[マイコンピュータ] → [ツール]メニュー → [フォルダオプション] → [表示]タブ → [詳細設定]のリストボックスにある[登録されている拡張子は表示しない]のチェックを外す
拡張子の表示方法

 そして、先ほどのファイルを見ると……
FFFTPの構成ファイル2

 ファイル名の後ろに .hlp や .exe などが表示されました。この部分が異なっているためファイル名は同一ではないのです。この部分も同じにしようとすると、同じ名前のファイルが存在するという理由でエラーになります。

 ちなみに、後から表示された部分は「拡張子」と呼ばれ、ファイルの種類を判別するモノです。たとえばテキスト文書は .txt となっていて、ファイルをダブルクリックすると、標準の設定ではメモ帳が起動します。これを .html にすると、Internet ExplorerやFirefoxなどのウェブブラウザー起動します。

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タグ:拡張子
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2007年10月05日

キーボードの役割 文章編集編

 よほどマウスを頻繁に使う人でも、通常、文字を入力するときはキーボードを使います。しかし、入力した文章を編集する際にマウスを使うことはあります。たとえばコピーなどに必要な範囲選択でいつもマウスを使っている人もいると思います。今回は、文章の編集時に役立つキーボード操作について書きます。

 その前にまず言葉の確認です。マウスが指している位置を示す矢印は「マウスカーソル」もしくは単に「カーソル」といいます。そして、キーボードでの入力位置に点滅する縦線があると思いますが、それは「キャレット」といいます。

カーソルとキャレット


■キャレットの移動と範囲選択

 さて、このキャレットは、文章のどこかをクリックするとそこに移動します。しかし、キャレットを移動するためにいちいちマウスを使うのは面倒です。こういうときはキーボードで移動します。

  • 基本的に、キャレットの移動は方向キーで行います。

  • [Home]キーを押すと、行の先頭にキャレットが移動します。

  • [End]キーを押すと、行末までキャレットが移動します。


 [Home]キーや[End]キーは矢印キーの上あたりにあることが多いです。しかし、特にノートパソコンに多いのですが、HomeキーやEndキーの位置が見つけにくいキーボードもあります。

■選択範囲の操作

  • カーソルを動かす際に[Shift]キーを押していると範囲の選択ができます。

  • [Ctrl]を押しながら[C]を押すと選択範囲をコピーします。

  • [Ctrl]を押しながら[X]を押すと選択範囲を切り取ります。

  • [Ctrl]を押しながら[V]を押すと、コピーされている内容を貼り付けます。

  • [Delete]を押すと、選択範囲を削除します。また、選択範囲がない場合はキャレットの右にある1文字を削除します。


■その他の操作


  • [Ctrl]を押しながら[Z]を押すと、元に戻す操作を実行します。

  • [Ctrl]を押しながら[A]を押すと、文章全体を選択できる場合が多いです。

  • [Ctrl]を押しながら[F]を押すと、文章中を検索します。

  • [Ctrl]を押しながら[R]もしくは[H]を押すと、文章中の特定の単語を別の単語に置き換えることができます。

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2007年09月22日

キーボードの役割 メニュー編

 キーボードの役割は単に文字を入力するだけというわけではありません。Windowsの場合はマウスだけでほとんどの操作ができてしまいますが、キーボードを有効活用することで面倒な操作を省くことができます。頻繁に使用する操作はキーボードを押すことで実行できるように登録されていて、そのときに押すキー組み合わせのことを「ショートカットキー」といいます。今回は、メニューに関係するショートカットキーについて解説します。

 以下の画面は、ウェブブラウザー「Mozilla Firefox」のメニューです。ここで、赤線で囲んである部分が2箇所ありますが、これらはいずれも、キー操作でそのメニュー項目を実行できることを表しています。

Firefoxファイルメニュー

 便宜上、この文章中では丸で囲った数字を(1)、(2)と表します。

 まず(1)を見て下さい。括弧でくくって下線が引かれている1文字が、メニュー項目名の直後にあります。これは、メニューを表示している最中に[Alt]キーを押しながら下線が引かれている文字を押すと、そのメニュー項目を実行します。つまりファイルメニューを開いているときに[Alt]+[L]を押すと、[URLを開く]をクリックしたのと同じ動作をします。

 また、(2)のようにメニューの右端に書かれているものもショートカットキー操作を表しています。これは、表示されている通りに押すと、そのメニュー項目をクリックしたことと同じ動きをすることを表しています。(1)と異なるのは、メニューを開いている場合でも開いていない場合でも実行できる点です。したがって、ファイルメニューを開いていない場合でも[Ctrl]+[L]を押せば[URLを開く]をクリックしたのと同じ動作をするわけです。

 大抵のソフトウェアは、以下のショートカットキーが使用できます。

Ctrl + O …… 開く
Ctrl + N …… 新規作成
Ctrl + P …… 印刷
Alt + F4 …… ウインドーを閉じる

 他にも色々とありますが、ショートカットキー少しずつ使っていくと、マウスを動かしてカーソルを合わせる操作を省ける分ので、操作が楽になります。

 また、ウインドー内の一番左上にあるアイコンをクリックしてもメニューが表示されますが、このメニューは[Ctrl]とスペースキーを同時に押すことで表示できます。さらに、大抵のキーボードでは右側の[Alt]と[Ctrl]の間に、メニューにマウスカーソルを合わせている絵柄のキー(アプリケーションキー)がありますが、これを押すと右クリックメニューが表示されます。

 ショートカットキーとは関係がありませんが、よく見ると[URLを開く(L)]の直後にピリオドが3つ並んでいることが分かります。これは、メニューを実行しただけでは操作が終わらないことを表しています。たとえば上の画面で[新しいウィンドウ]をクリックするだけで新しいウインドーが開きますが、[URLを開く]をクリックすると続けてURLを入力する画面が表示され、そこで所定の操作を行うと実際に開くようになっています。
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2007年03月24日

クリップボードとは

 Windowsの操作を始めたばかりの頃、データをコピーして、貼り付けをしてもいないのに、どこにコピーしたデータがあるのか探しまわったことは経験はないでしょうか。

 念のため確認しますと、コピー機などではコピーの操作をするだけでコピーされた紙が出てきますが、Windowsではコピーしただけではどこにも表示されないことが普通です。貼り付けの操作をしたときに初めて、所定の場所にコピーされたデータが現れます。

 さて、コピーしたデータを記憶しておく場所は「クリップボード」と呼ばれています。正確な語源はよく分からないのですが、たぶん回覧板に使われるような、紙をはさむ機能をついた板のことでしょう。コピーの操作をしただけでは何も起きていないように見えますが、実はクリップボードにコピーされていたのです。貼り付けの操作ではクリップボードのデータを文書などに貼り付けていたわけです。

 クリップボードにコピーできるデータの大きさはさまざまですが、コピーできるのは1個だけです。そのため、クリップボードにデータがある状態で何かをコピーすると、クリップボードにあったデータは捨てられます。なお、コピーした内容を複数保持できるアプリケーションはありますが、この機能はアプリケーションが独自に提供するものです。クリップボードに複数のデータを格納しているわけではありません。

 このクリップボードを使うと、異なるアプリケーション間でもデータのやりとりができます。たとえばブラウザに表示されているこの文章をコピーしてワープロなどに貼り付けることもできます。ただ、貼り付ける先のアプリケーションに対応していないデータを貼り付けることはできないようになっています。Webページ中の検索窓には単一行の文字だけ入力できるので、文章を貼り付けたときに2行目以降は無視されますし、画像を貼り付けようとしても貼り付けることができないようになっています。
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2007年02月20日

ハードウェアの安全な取り外し

 タスクバー内で、スタートメニューの反対側にある、アイコンや時計が並んでいる領域のことを「タスクトレイ」や「通知領域」といいます。USBフラッシュメモリーなど、パソコンの電源が入っているときでも取り外しできる記憶装置を使っていると、通知領域に「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンが出現します。今回は、この「ハードウェアの安全な取り外し」についての解説です。


赤丸で囲んだアイコンが「ハードウェアの安全な取り外し」


 パソコンでケーブルを接続する端子には、パソコン本体の電源がきれているときのみ抜き差しが可能なものと、電源が入っているときでも抜き差し可能なものがあります。たとえばUSBは抜き差しが可能な方です。このように、電源が入っているときでも取り外しが可能な記憶装置を、Windowsでは「リムーバブルディスク」と表記されます。しかし、ディスクとは限らないので、ここでは「リムーバブルメディア」と表記します。

 さて、リムーバブルメディアでも「いつでも抜き差し可能」というわけではありません。たとえば、何らかのファイルを削除しようとしたときに
〜を削除できません。ファイルは次のプログラムによって使用されています。続行するにはファイルを閉じてください。
というメッセージが表示された経験があるかと思います。あるプログラムの動作中に、他のプログラムによってファイルが編集されたり削除されると都合が悪いことがあります。そのため、ファイルが編集、削除されないようにロックすることがあるのですが、ロックされているにもかかわらず編集や削除をしようとするとこのメッセージが表示されます。実際にはファイルを削除しなくても、ロック中にリムーバブルメディアを抜いてしまうのもいけません。特に、データを書き込んでいる最中に抜いてしまうと、そのデータは正常に書き込まれなくなってしまいますし、同じように、データの読み込み中に抜けば、データの読みとりエラーが発生します。

 リムーバブルメディア上のファイルが一切開かれていない場合なら、取り外しは可能と考えて構いません。たとえば、Windowsを終了し、電源を切ってしまえば好きなだけ取り外しは可能です。

 しかし、Windowsの動作中に、ファイルが一切開かれていないことを判断するのは少しやっかいです。USBフラッシュメモリーにアクセスランプがついているものもありますが、アクセスランプは読み書きされている最中かどうかを判断するものです。アクセスランプでファイルを開いているかどうかを判断することはできません。また、ウインドーを表示しないプログラムも存在するので「ウインドーをすべて閉じていればいい」というのも間違いです。

 そこで役に立つのが「ハードウェアの安全な取り外し」の操作です。この操作をすると、既に何らかのファイルが開かれている場合にはエラーメッセージが表示され、現在は取り外しできないことが通知されます。ファイルが開かれていなかった場合には、安全な取り外しができるようになり、そのようにメッセージが表示されます。「ハードウェアの安全な取り外し」の操作を行うことで、どのプログラムもリムーバブルメディアにアクセスしないことが保証されるわけです。
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2007年02月17日

読み方の分からない漢字の読みを調べる

 手書きで文章を書く場合に分からない漢字があると辞書で調べるだけの手間がかかるものですが、パソコンで入力する分にはキーを押すだけで済んでしまいます。そのため、手書きの場合は漢字にする気が起きないような単語や、漢字にすると返って読みにくい単語でも、やたらと漢字にしたがる人もいます。そうでなくとも、読み方の分からない単語があったときに、手軽に読み方を調べられると便利なことがあります。

 そんなときに役に立つのが再変換の機能です。この機能は、もともとは、既に変換を確定してしまった単語に対して変換をやり直す機能です。たとえば、「〜する確立が高い」などという文を入力し、そのまま文章を打ってしまうと、もう一度「かくりつ」と入力して変換するかと思います。しかし、再変換の機能を使うと、「確立」を選択して右クリックし、表示されたメニューから「再変換」を選ぶことで、もう一度「かくりつ」と入力しなくても変換できるようになります。

 この再変換の途中では単語の読みが表示されます。そのため、誰かが書いた文章に読み方の分からない単語があった場合には、その文章をワープロやエディターにコピーし、分からない単語の部分を選択して再変換すると、読み方を調べることができます。


このブログの記事をワープロソフト「一太郎」にコピーし、再変換するところ
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タグ:再変換 漢字
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